どんどん誉めて子どものセルフイメージを育てよう

小さい子どもを連れていて、知り合いや親戚に「~ちゃん、賢いなぁ」とか「お行儀がいいわね」なんて誉められたらどう返しますか?ついつい謙遜して「いやいや、家ではワガママなんですよ~」「いやあ、この間もお兄ちゃんと喧嘩してね」なんて言ってしまいそうになるかもしれません。でも、子どものセルフイメージを健全に育てたいなら、たとえ謙遜でも子どもの前ではそういったことは言わない方がよいですね。
セルフイメージは自分で自分の事をどう思っているかというイメージのことです。大人は自分の性格について「私はどっちかというと社交的」とか「私は知らない人の前では引っ込み思案」などのセルフイメージを持っていて、しかもそれはだいたい固定されていますよね。でも小さな子どもはまだそういったセルフイメージをはっきりとは持っていません。というか、「大人しい」「やんちゃ」「思いやりがある」などの性格を表す概念すらまだ持っていない状態です。成長するにつれて子どもも自分のセルフイメージを作っていくわけですが、そこに大きな影響を持つのが周りの大人の発言だと言われています。「優しいね」と言われることが多い子は「私は優しい」というセルフイメ-ジを持つでしょうし、「乱暴な子ね」と言われることが多い子は「自分は乱暴なんだ」というイメージなるかもしれません。しかも人間は「自分はこうなんだ」と思い込んだセルフイメージに合わせるように自分の行動を変えてしまうことがあるそうです。良くも悪くも周りからの期待に応えようとする、というわけですね。
子どものセルフイメージは大人よりもずっと周りの人の言葉の影響を受けます。だから、子どもの前では謙遜なんかしないで堂々と「うちの~ちゃんはいっつも優しくて」と誉めていきたいですね。